おふろの入浴剤は苦い?
今朝の、水溶液のpHで色が変わるよの実験では
「ふーん(゜-゜)」
くらいのそっけない反応だったうちの男子。
何か心にひっかかってくれたのかどうか少し気にして1日過ごしていましたら、
夜になってお風呂から上がってきた長男に
「ねー、入浴剤ってアルカリ性?( ・ω・)∩シツモーン」
と質問されました。
心のなかでは
「キタキタキタキタキタキターーーー!」
と思ったけど平静を保って
「それは入浴剤の種類によるわね。
どうしてそう思ったの?」←ココカンジン
すると彼は
「さっき入浴剤入れたお風呂のお湯ちょっと飲んじゃったんだよね。そしたらなんか苦かったから、アルカリ性かなと思ってきいてみた。」
うおーー
息子よ!
そっけない態度だった朝のひとときのあと、自分なりにひっかかって考えてたんだね!!
pH試験紙で調べてみよっか!
と言ってみたけどどこにしまったから場所がわからなくて調べられずー
(わたし、オイルから石けん作るソーパーだったので試験紙でpH調べるのはあたりまえでした。どこいったーー!)
まぁいい、中身を調べてみましょ。
今日の入浴剤は柚子の香りのバリエーションがあるタブレットタイプのもの。
成分表によると、1番多いのは
「炭酸水素ナトリウム」つまり重曹!
でももし2番目に配合されているのが酸だったら、入浴剤全体では酸性ってこともあり得る!
そんな大事な2番目は「硫酸水素ナトリウム」の水溶液は、中性 ですって!
おお。
ちなみに3番目の炭酸水素ナトリウムはアルカリ性ですってよ。
だから今日のお風呂のお湯はおそらくアルカリ性かな。
なにより苦かったんだしね。
(ちなみに、冬によく使われる液体タイプのミルキーな入浴剤には酸性のものがあるよ。
表皮と同じ弱酸性にして乾燥肌にやさしいとしているけど、実際にはオイル分が保護してくれてるんだとおもうわ。)
でも息子よ。ひとつ忘れていないかい?
この入浴剤を使ったお湯は「にごり湯」タイプなのだ。
全体に白い、不透明。
それでは水溶液とは言えないのだよ。
と、1日かけて水溶液について学んじゃったなー。ねむ。寝よう。
おやすみなさーい