タイ料理とハンドトリートメント、墨の香りとホリスティックアロマテラピー
6月のレッスンは材料2つだけホットビスケットと紫外線対策ローズヒップティーですよ!
満席の日も出ていますので、お早めにお申し込みください。
今日はアロマテラピーとハーブ、スパイス三昧の1日でした。
お友達が素敵な新居でタイ料理をご馳走してくれたんです。
ママ友3人で最後の仕上げをして、
贅沢で安らげる、優雅なランチを楽しみました。おいしかったー。準備大変だったと思うわ。ありがとね!
今日お呼ばれしたのは、実はアロマハンドトリートメントのスキルアップのためでした。
スキルアップしたいのはこの素敵なおうちのママさん。
数年前、私が指導してアロマテラピー検定に合格。AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーとなり、先日AEAJ認定アロマハンドセラピストになったところです。
『アロマが好き』から一歩踏み出して資格を取り、もう一歩踏み出してスキルアップ。
素敵ですよね☆
ハンドセラピストとしてイベントデビュー予定とのことで、ハンドトリートメントの練習をしました。
クライアントの腕への密着度合いが肝。
次回はハンドトリートメントの実際の現場での準備や流れも、もう少し伝えたいなと思いました。
今日ハンドトリートメントのモデルになってくれたのも大事な友人。
以前私がアロマセラピストになるための30症例カルテにも協力してくれた仲です。
香り全般のことを話していた時に彼女が
「精油には取り出せないと思うけど、すごく好きな香りがあるの」
と話してくれました。それは
「雨が降った次の日の井の頭公園の匂い」
ああ、すごくわかる。私の場合は「雨の降り始めの香り」が好き。
心のなかでそう思いながら彼女に
「その香りに惹かれるのは、それが墨(墨汁)の香りみたいだからだと思うよ」
そう伝えたときの彼女の顔ったら!
そのまま数秒間、からだの動きが停止して、頭の中に色んな情報が飛び交っているのがわかる(笑)
そして
「ここ最近で、いちばんビックリした」
と言っていました。すごく思い当たったのね。
実は、私がそう言って彼女を驚かせたのは偶然ではなくて、
彼女が書道の師範免状をもっていることを私が知っていたから。これまで何度か字について相談したこともあるしね。
だからピンときたの。
アロマテラピーの世界では、アロマセラピストはクライアントの症状だけではなくその人全体をみます。
それをホリスティックアロマテラピーといいます。
これまでの既往歴、生活習慣、マンションなら何階に住んでいるか、朝は何時に起きるか、これまでのアロマテラピー体験etc.
そうやってクライアントの情報を頭の中に集約し、その時々にぴったりの香りを選びます。
香りは人生の様々なシーンの記憶と結び付いているもの。
一歩足を踏み出す度に舞い上がる、発酵した落ち葉と土の香りに、かつて癒されたり集中力が高まったりしたあの心地よさを思い出すのかも。
その上で、彼女にはパチュリの精油をおすすめしておきました。
パチュリは墨のような香りがする精油で、一度発酵させた葉っぱを水蒸気蒸留にして香りをとりだしたもの。
パチュリに注目するレッスンも、面白いかもしれないなー
パチュリやベチバーは『グラウンディング』つまり、ふわふわした心もとない状態から地に足がついた状態に落ち着けてくれる香りと言われます。
必要のないときにその香りを嗅ぐと不快に感じる場合も。
香りの奥深さですね。
オレンジとパチュリのブレンドでゆったりしたい気分になってきました。
おやすみなさい。